本間 貴志
ビジネス書・実用書専門の「アスラン編集スタジオ」の編集ライターを経てフリー。2015年より秋田県に移住、テレワークによる柔軟な働き方を実践中。
最近デキるビジネスパーソンの間で「成果を出すために十分な睡眠や栄養をとる」という考え方が広がっています。この考え方に今回ご紹介する「アクティブレスト(積極的休養)」をプラスすることで安定したパフォーマンスを発揮しやすくなります。アクティブレストの考え方や実践方法は簡単です。日常生活にぜひ取り入れてみてください。
ビジネスで成果を出し続けるための3条件「スキル・栄養・休養」
大リーガーのダルビッシュ有投手は、トレーニング術や栄養学などを研究して成功したアスリートとして知られています。彼は、自身のTwitterでスポーツ選手として成功するためには「トレーニング・栄養・休養」の3つが大事であると提唱しています。
これをビジネスパーソンに置き換えると、成果を出し続けるには「スキル・栄養・休養」の3条件が必須となるでしょうか。優れたスキルを持っていても、栄養と休養がおろそかなら、持続性の部分で不安が出てきます。体調がすぐれなかったり病気がちになったりすれば、安定した成果は出せません。
ただ休養をとっても疲労回復にはならない
本稿では「スキル・栄養・休養」の3つのうち、休養にフォーカスしたいと思います。「日ごろから睡眠時間を充分とっている」「休日にリフレッシュしている」それなのに疲労感が抜けきらないというビジネスパーソンもいらっしゃるのではないでしょうか。
やみくもに休養をとっても疲労回復にはつながりません。ここでは疲労回復を効率的にするための知識と実践方法を解説いたします。
慢性的な疲労はビジネスパーソンにとって深刻な問題
私たちが仕事や生活をするうえで「疲労回復がいかに重要か」を示す調査があります。