なぜ、真のお金持ちはルーティンにこだわるのか
(画像=olegphotor/stock.adobe.com)
本間 貴志
本間 貴志
ビジネス書・実用書専門の「アスラン編集スタジオ」の編集ライターを経てフリー。2015年より秋田県に移住、テレワークによる柔軟な働き方を実践中。

有名な元経営者や各分野の成功者で「生活や仕事をルーティン化」している人が目立ちます。もしかしたら、そこに彼らが成功した秘密が隠れているのかもしれません。そこで本稿では、5人の成功者の取材記事や書籍などをもとに「彼らがルーティン化にこだわる理由」「彼らは具体的にどんなことをルーティン化しているのか」を解説します。

目次

  1. 「ルーティン」は、ネガティブ・ポジティブ両方の意味で使われる
  2. ルーティンにこだわる理由1「脳のリソースを無駄遣いしなくなる」
  3. ルーティンにこだわる理由2「クリエイティブな思考回路が生まれる」
  4. ルーティンにこだわる理由3「理想的な1日の準備ができる」
  5. ルーティンにこだわる理由4「次の行動に集中するスイッチになる」
  6. ルーティンにこだわる理由5「的確な判断ができる」
  7. 数多くの行動をルーティン化すると続かない可能性も

「ルーティン」は、ネガティブ・ポジティブ両方の意味で使われる

ルーティンとは、その人の習慣になっている手続きや仕事の進め方などのことです。ビジネスの世界では「マニュアル通りのルーティンワークしかできない」といった具合に、ネガティブな表現として使われることもあります。

一方、「ルーティン 成功者」「ルーティン お金持ち」など、ルーティンというキーワードをポジティブに捉えるケースもよくあります。成功者やお金持ちがルーティンにこだわる理由はさまざまです。ここでは次の5人がルーティンワークにこだわる理由を見ていきます。

・成毛眞氏(元日本マイクロソフト社長)
・水野学氏(クリエイティブディレクター)
・樺沢紫苑氏(作家・精神科医)
・イチロー(元大リーガー)
・ジェフ・ベゾス氏(米アマゾン・ドット・コム創業者)