実家が空き家に!増え続ける空き家と相続の対策を徹底解説
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新井 智美
新井 智美
トータルマネーコンサルタント ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員 コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,000本以上。

今、急激に空き家が増えているのをご存知でしょうか。自宅を持つ高齢者が介護施設に入居したり、子ども宅に転居したりすることで、その家が空き家になってしまいます。また核家族化が進んだことで、親と別々に暮らす子どもが増え、親の死後に実家が空き家となるケースも増えています。

こうした空き家が増え続ける実態を国も問題視し調査しています。総務省が発表している「住宅・土地統計調査」を見ると、日本の住宅の住宅事情と、居住する世帯の居住状況や世帯の保有する土地などの実態が把握できます。

そこで本稿では、この調査の最新データ(2018年)をもとに、「空き家」の現状と「空き家」のリスクやそれにまつわる相続の対策について解説します。

目次

  1. 1.「空き家」の現状
    1. 1-1.「空き家」の種類
    2. 1-2.利用可能な「空き家」
  2. 2.「空き家」にはどのようなリスクがあるのか?
  3. 3.所有者にもリスクがある
    1. 3-1.無過失責任
    2. 3-2.周辺住人とのトラブル
    3. 3-3.維持管理コスト
    4. 3-4.固定資産税などの税負担
  4. 4.日本の「空き家」に対する法律および制度
    1. 4-1.「特定空家等」の指定
    2. 4-2.住宅セーフティネット制度
  5. 5.実家の空き家の問題が浮き彫りに
    1. 5-1.「空き家」の売却に関する特例
    2. 5-2.特例の適用要件とは?
    3. 5-3.特例を利用する際の注意点
  6. 6.そのほかに考えられる対策
  7. 7.空き家になる前に家族で話し合っておこう