はじめての不動産投資でも、数年もすると安定したマンション経営ができるようになってきたと感じる人も多いのではないでしょうか。また本業もあわせて昇給や昇進などに恵まれることもあるでしょう。このようなタイミングで、所得の増加にあわせてさらに物件を増やすことを検討することも良い機会かもしれません。
では、物件を増やす際にはどのような点に注目し、どのようなタイミングで購入すべきでしょうか。本稿では物件を増やすタイミングについて説明します。
マンション経営では安定感を感じる時期がある
はじめての物件を購入した後、しばらくすると安定感が得られるようになります。これははじめての経験のための不安が解消した時期であり、それは現実的には収支が安定していることが実感できた時期だとも言えるでしょう。マンション経営は物件を購入した後、物件の維持管理は管理会社に委託する人がほとんどのため、オーナーは基本的には何もする必要がありません。
マンション経営では物件の複数所有が基本
マンション経営は複数を所有することが基本です。物件を増やすことは複利的に収益を増やせるのはもちろんのこと、さまざまなメリットがあります。1つ目はこれまでのマンション経営の経験が生きてくることです。以前に成功した経験を踏まえ、それを踏襲することで、さらに良い物件を手に入れるための鑑定眼が養えるようになるのではないでしょうか。また複数の物件を所有することは投資先を分散させることにつながるため、リスクヘッジができるようになります。
加えて、物件を複数所有することで、ローン返済後にはより多くの家賃収入が得られます。
物件を買い増すタイミングとは?
一件目の物件を持ってみて不動産業者が信頼でき、また物件の保有に慣れてきたと思ったときなどは買いどきだと言えるでしょう。先程も述べたように、気持ちの中で安定感が出てきたということは、その分、もう少し背伸びができるタイミングに差し掛かってきたとも言えるためです。
また昇進などに伴って所得が増えるなどのタイミングも買い増しのときだと言えます。お給料が増えたのであれば、当然、その分は節税効果も高くなります。そのときは絶好の買い増しのタイミングであることは頭の片隅に置いておきたいものになります。
物件の買い増しは人生をさらに豊かにする
マンション経営には買いどきのタイミングを逃さないことが大切です。物件を買い増すタイミングは1件目を持ってみて、物件の維持管理や不動産業者を含め、安心感ができたなら買いどきだと言えるでしょう。またお給料などに余裕が出てきたときや、自宅のローンを完済したとき、教育費が掛からなくなったときにも検討をしてみるべきです。
物件を複数持つことは、人生をさらに豊かにすることにもつながります。1件目を購入したのであれば、やがて2件3件と物件を増やしていくといいでしょう。
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