マンション経営は基本的に万人向けの投資です。副業としてマンション経営を選んだのであれば、立地選びなどさえ間違わなければ、リスクを抑えた堅実な運用が可能となるでしょう。しかし、その中でもとりわけ副業にマンション経営をすることがお勧めの職業も存在しています。その中の一つに医師が挙げられます。本稿では、なぜ医師とマンション経営の相性が抜群に高いのかについて説明いたします。

マンション経営が医師の副業にオススメの理由
(画像=stefanolunardi/Shutterstock.com)

医師は融資が受けやすい

マンション経営は物件の購入から始まります。その際、多くの人が金融機関から融資を受けます。そして融資の際、金融機関は物件そのものの価値と同時に、借り手となる人の信用能力を精査します。その点、医師は社会的地位も、平均年収も高いため、融資が非常に受けやすい職業だと言えます。

実際、開業医の中には、上場企業の役員などよりも、収入の高い人も少なくありません。収入が多ければ、資産を持っている可能性も高く、自己資金が用意しやすいと考えられます。また、医師の免許は難易度の高い国家資格です。弁護士と並んで希少価値が高く、その分、安定感のある優れた職業であるとみなされます。医師はこのように金融機関に見られているため、彼らからすると、ぜひともお金を借りて欲しい優れた顧客なのだとも言えるのです。

業務多忙だからこそのマンション経営

数ある職業の中でも、医師は激務であると言われています。人の命を預かる責任は重大ですし、勤務時間が不規則になりがちな人も数多くいます。夜勤がある人もいるでしょうし、時には何日間も帰宅できない状況になるかもしれません。いくら投資に興味がある医師でも、そのような際、デイトレードで株式の売買をしたり、数時間でめまぐるしく価格が変動するFXのチャートを眺めていたりすることはさすがに難しいはずです。

マンション経営は、あくまでも長期的にのんびり構えて運用する投資手法です。自分で管理をするにしても、極端な話、数日程度管理できない期間があってもいきなりマンションが倒壊したりはしません。また日々の業務が多忙であっても、物件の選択や購入、金融機関とのローン交渉が済めば、その後のほとんどの管理・運用業務は、不動産会社に委託できます。

マンション経営では、業務のほとんどを委託できます。仲介会社に客付けや賃貸借契約を任せ、管理会社に日常の管理業務を完全に委託します。住人からの問い合わせやトラブル対応なども一任しておけるために安心です。また、サブリース契約を結べば、稼働状況に関わらず、毎月一定の家賃収入を安定的に確保することも可能です。 信用できる委託先に任せれば自分の時間を費やす必要はほぼありません。

忙しい医師ほど、マンション経営を

マンション経営は、入居者さえ決まれば、後は毎月家賃が振り込まれるのを待つだけです。不労所得に近い形で、収入を増やすことができます。定期的に管理会社からの報告を受けて、業務内容をチェックしますが、その程度でしたら、医師としての業務の合間でも十分こなせます。

労働時間が長く、かつ不規則になりがちな医師向きの資産運用として、長期安定運用のマンション経営はまさに最適の手法だと言えます。加えてマンション経営の収入は損益通算が可能です。もし仮にマンション経営が赤字になったとしても、本業の所得と合算することで節税に役立ちます。医師の方はぜひ、職業のメリットを生かし、本業をまっとうしつつも副業としてマンション経営を行ってみることをお勧めいたします。

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