40代でセミリタイアすることは、マンション経営の戦略次第で十分に可能です。セミリタイアすれば嫌な仕事をせずストレスフリーな毎日を送れるため、どうしたらできるか気になる方も多いと思います。ここではどのようなマンション経営戦略ならセミリタイアが可能か、株式投資と比べながら詳しく解説します。
セミリタイアで手にする3つのメリット
セミリタイアとは、仕事中心の生活から仕事を最小限度に抑え生活に必要な分だけ働き、あとは自分の好きなことに費やすライフスタイルのことをいいます。
完全に仕事をせずに生活をするリタイアとは「仕事を続ける点」が違います。このセミリタイアの生活を送ることで、人生において次の3つのメリットを手にすることができます。
2.自由な時間が増える
3.ストレスフリーな毎日が送れる
1.嫌な仕事をしなくて済む
セミリタイアでは仕事以外の収入があるため、嫌な仕事をしなくて済みます。
仕事内容が自分に合わなかったり、嫌な上司がいたりする会社を辞めやすくなるのです。またわざわざ遠くの会社に通うため、満員電車や車での長距離通勤をすることもなくなるでしょう。
お金の心配がなくなれば、自分が本当にやりたい仕事や納得いく環境の仕事を選びやすくなるはずです。
もう休日明けに、「会社に行きたくない」と憂鬱になることもなくなります。
2.自由な時間が増える
セミリタイアすれば、無理な働き方を辞めることができ自由な時間が増えます。
自由な時間が増えたことで、今まで「時間がないから」と我慢してきたことができるようになります。例えば大切な友人や家族と多くの時間を過ごしたり、趣味など人生を豊かにすることに没頭したりできます。
このように、仕事や会社のために費やしていた時間を自分のために使えるようになるのです。
3.ストレスフリーな毎日が送れる
セミリタイアによって嫌な仕事をしなければ、ストレスのない毎日を送れることでしょう。
明日の仕事や上司との関係が気に眠れないといったことがなくなり、メンタルや体調が改善する人も出てくると思われます。
セミリタイアを実現するには仕事以外の収入が必要
セミリタイアするといっても、仕事を減らすことで収入が減ってしまい、生活が苦しくなっては有意義な人生を送っているとはいえません。
仕事以外にもう一つ安定した収入が見込めるものを持つことで、生活に苦労しない有意義なセミリタイアを実現することが可能になります。
その安定した収入が見込めるものとは何でしょう。
何か副業をすればいいのでしょうか。それでは自由な時間が減り、労働時間が増えているので、セミリタイアとはいえません。
セミリタイアを実現するためには、極力自分というリソースを使わず収入を得なければなりません。そこでおすすめしたいのが投資になります。
投資には、株式、FX、外貨預金などさまざまなものがありますが、本稿でおすすめしたいのがマンション経営になります。
マンション経営は、他の投資と違いリスクが低く、長期的な収益が見込めるローリスク・ロングリターンの投資方法です。
次章からは、そのマンション経営のメリットを解説いたします。
マンション経営なら最小限の資金でセミリタイアできる
マンション経営なら最小限の手元資金でセミリタイアが実現することが可能です。なぜなら、マンション経営は他の投資と違い、必要な資金をローンで調達し物件購入できるからです。
ローンは物件の家賃収入で返済していきますが、家賃の全てを返済に充てる必要はありません。残ったお金は貯蓄にまわすことができます。
ローン完済後はまるまる家賃収入が入る
例えば、5,000万円の新築マンションをローンで購入したとします。
東京都心部のワンルームマンションの実質利回りは2%後半から3%といわれ、中古になると4〜5%といわれています。
マンション経営は長期に渡って行うことから、ここでは実質利回りを3%と想定しましょう。すると、ローン完済後は年間約200万円の収益が生まれることになります。
完全にリタイアするのであれば、200万円の年間収益は物足りないかもしれません。しかし本業を持つセミリタイアであれば、十分な金額といえるのではないでしょうか。
このように、マンション経営を行うことでセミリタイアは十分に実現する可能性があるといえます。
株式投資でのセミリタイアは難しい
セミリタイアする資産運用の方法として、株式投資を思い浮かべる方がいるかもしれません。しかし株式投資では、次の3つの点でセミリタイアは難しいと考えられます。
2.常に新しい情報が必要でゆとりの時間が持てない
3.安定性に欠ける
1.多額の資金が必要
株式投資の収益だけでセミリタイアするには、相当な額の手元資金を用意する必要があります。なぜなら株式投資はマンション経営と違いローンが使えないからです。
また2021年における株式投資の単純平均利回りは1.73%とマンション経営の利回りに比べ低い点も注意が必要です。
2.常に新しい情報が必要でゆとりの時間が持てない
株式投資で安定した収益を生み出すには、常に市場の動向をチェックし積極的に株の売買をしなければなりません。
株価が下がりそうな銘柄を早めに判断し、売却しなければ収益が減ってしまうからです。
そのため自ら株式市場や経済・社会の動向を調べたり、所有銘柄の企業情報を集めたりと多くの手間や時間が必要です。普段仕事をしながら、多くの情報を集めるのはまず無理でしょう。
一方のマンション経営は、購入後は不動産会社に管理などを委託します。このため実際の運用ではほとんど手間がかかりません。
仮にセミリタイアできても、株式投資とマンション経営では手にする自由な時間が違います。よりゆとりあるセミリタイアライフを送るなら、マンション経営が最適なのです。
3.安定性に欠ける
株式は、コロナウイルスによってリーマンショック以上といわれる世界的に急落したことは記憶に新しいところです。
マンション経営はもちろん社会情勢の影響は受けますが、株式のように急落することはありません。不動産の価値が下落の傾向だった場合でも、事前の対策を打ちやすいのがマンション経営です。
セミリタイア後により安心して生活を送るなら、マンション経営による資産運用を選ぶべきでしょう。
あえてセミリタイアを選ぶ理由
セミリタイアには、仕事をせず資産運用だけで生活をする完全リタイアにはない3つのメリットがあります。
あえてセミリタイアを選び、より豊かで安定した生活を手に入れてはいかかでしょうか。
2.リスク分散になる
1.社会や人とのつながりを持てる
セミリタイアではあくまで仕事を続けるため、人とのつながりを保つことができます。
完全にリタイアして仕事を辞めてしまうと、社会や人との繋がりが切れてしまうこともありえます。
社会や人との関わりがないことで、孤独でさみしい人生になってしまっては、リタイアしたことの意味がなくなってしまうといっていいでしょう。
このような問題は仕事を続けることで解決できます。
仕事をしながら社会や人との繋がりを保ち、マンション経営を行うことでさらに収入得ることで、より豊な人生を送ることができるでしょう。
2.リスク分散になる
セミリタイアならマンション経営と仕事の2つの収入源が持てます。このためもし片方の収入が減っても、もう一方で生活費を維持することができます。
マンション経営においては、自然災害や物件の事故などで収益が減る可能性があります。
そのような場合でも、仕事をしていればマンション経営の損失を補填できるだけでなく、収入が途絶えるリスクを回避することができます。
20代、30代でのマンション経営がセミリタイア成功の鍵
マンション経営でセミリタイアをするには、いかに早くローンを完済するかにかかっています。ローンが残っていれば、せっかくのマンション経営の収益も返済に回ってしまいます。
できるだけ早い時期にマンション経営を始め、家賃収入だけでなく蓄えやボーナスから積極的に繰り上げ返済をすることでセミリタイアが近づきます。
40代、50代でのセミリタイアを目標とするのなら、20代、30代とできるだけ早いうちにマンション経営をスタートさせましょう。
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