これからのマンション経営に有望な、名古屋の魅力を徹底分析
(画像=あんみつ姫/stock.adobe.com)

オリンピックや万博など国際的ビッグイベントの開催地に決定したことで東京と大阪の不動産市場が活性化しました。東京・大阪圏の不動産は高止まりし、次に上昇が期待されるのは名古屋です。3大都市圏の一角である名古屋には、どのような特長があるのでしょうか。さまざまなカテゴリーに分けて、名古屋の魅力を徹底分析します。

ビッグイベントで活性化した東京・大阪の次は名古屋が主役に?

東京五輪・パラリンピック、万国博覧会の開催地になったことで東京・大阪の不動産は大きく買われました。大阪では2025年の万博開催に向けて、会場となる「夢洲(ゆめしま)」周辺の開発が始まっています。そのため東京・大阪のビッグイベントに目が行き、3大都市圏の一角・名古屋について語られることが少なくなったといえるでしょう。

しかし、名古屋には「リニア中央新幹線開業」という大きな材料があります。東京の大規模なインフラ開発が終了しつつあるのに対し、名古屋の大規模開発はこれから本格化する点で将来性では優位です。大阪万博終了後は、名古屋が不動産市場の主役になる可能性は高いといえます。

地理:名古屋は日本第3位の政令指定都市

2015年の国勢調査によると、名古屋市は人口約230万人で横浜市(約372万人)、大阪市(約269万人)に次ぐ日本第3位の政令指定都市です。名古屋市は、1956年9月1日に横浜、大阪、京都、神戸とともに最初の政令指定都市に認定されました。つまり名古屋は古くから日本を代表する大都市だったのです。

名古屋を擁する愛知県は中部地区・東海地区の中心として栄えており、隣接する県は静岡、長野、岐阜、三重の4県です。太平洋に面する「海あり県」でもあり、三河湾や伊勢湾があることで知られています。

観光:尾張名古屋は城で持つ、歴史が魅力

名古屋市は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3大武将を輩出したことから歴史ある建造物が多いのが魅力です。名古屋城は江戸時代から「尾張名古屋は城で持つ」といわれるほど、知名度の高い文化遺産として今も人気の観光スポットになっています。日本100名城の一つにも選ばれており、天守閣にある「金のしゃちほこ」はあまりにも有名です。

他にも名古屋テレビ塔やトヨタ産業技術記念館、徳川園、名古屋市市政資料館、リニア・鉄道館など興味深いスポットが点在。また歴史ある街にふさわしく、愛知県庁舎や名古屋市庁舎も風格あるたたずまいで名古屋のランドマークの役割を果たしています。名古屋は、歴史愛好家が多く訪れる観光地でもあります。

交通:セントレア、名鉄に将来はリニアも

名古屋の交通事情はどうでしょうか。高速道路は東京ICと名古屋ICを最短4時間前後で結ぶ東名高速道路があります。鉄道は、名古屋鉄道(名鉄)や近畿日本鉄道(近鉄)、名古屋市営鉄道などがあり特に地下鉄は普通鉄道を上回るほど路線網が充実。加えて2027年には注目のリニア中央新幹線が開業する予定です。

また空の便はセントレアの愛称で親しまれている中部国際空港があります。名鉄名古屋駅から名鉄常滑・名鉄空港特急ミュースカイを使って、約29分で中部国際空港にアクセスすることが可能です。

スポーツ:ドラゴンズ、グランパスで熱狂度高い

名古屋は、スポーツも盛んです。プロ野球の中日ドラゴンズ、サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトが名古屋をホーム(本拠地)にしています。チーム名のグランパスとは和訳すると「しゃちほこ」です。中日ドラゴンズのファンは、ドラキチと呼ばれ阪神タイガースと並んで熱狂度が高いことはよく知られています。

大相撲は、毎年7月に名古屋場所が開催され会場は愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)です。ほかにも愛知県らしく、トヨタ自動車グループがラグビーやバスケットボール、バレーボール、ハンドボールなどのチームを持っています。一般市民のスポーツに関しては、公益財団法人名古屋市教育スポーツ協会があり、市民のスポーツ活動の相談受付やサポートを行っているのが特徴です。

文化:行や食文化も充実でエンタメも楽しい

名古屋は、映画・演劇の興行も充実しています。歌舞伎でいえば東京に歌舞伎座があるように、名古屋では御園座で観劇することが可能です。映画では、名鉄名古屋駅前に14スクリーンを備えた「ミッドランドシネマ」があり、話題作の鑑賞には事欠きません。美術を鑑賞したい場合は「徳川美術館」「名古屋市美術館」があり、名古屋はエンタメも楽しい街といえます。

名古屋には独特の食文化もあり、なかでも赤味噌の代表である八丁味噌を使ったメニューが名物です。有名なところでは味噌煮込みうどんや味噌カツ、味噌おでんなどがあります。きしめん、ひつまぶし、ういろう、カレーうどんなど名古屋を連想させるメニューも人気です。

名古屋を代表する繁華街は「栄」地区。有名な商業施設やレジャー施設、飲食店が多いので栄に出かければ名物料理のほとんどを食することができるでしょう。

住環境:9割が肯定的、市民が認める住みやすさ

では、マンション経営に重要な住環境はどうでしょうか。名古屋市が行った「令和2年度第59回市政世論調査」によると、「名古屋が住みやすいかどうか」という問いに対し「住みやすい」が49.3%、「どちらかといえば住みやすい」が42.1%で、合わせて91.4%の人が肯定的に評価しています。同じ調査で住みやすい理由として「買い物する場所などが近くにあって生活に便利」が72.4%とトップです。

次いで「交通の便がよい」が65.7%で続いており、大都市のメリットが評価されています。実際に住んでいる市民が住みやすさを認めているのは、マンションオーナーにとっては経営するうえで判断の重要なポイントになるでしょう。一方で「ずっと住み続けたいか」との問いに対しては「転居したい」と答えた人は1.7%、「どちらかといえば転居したい」は7.0%でした。

合わせても転居したい人の割合はわずか8.7%に過ぎません。空室リスクが気になるオーナーには安心できる数字といえます。

名古屋のマンション経営が将来有望な理由とは?

名古屋のマンション経営は将来有望といわれていますが、その理由はどこにあるのでしょうか。最大の理由は、リニア中央新幹線の開業による中部圏の活性化です。まず開業当初は観光客が大量に訪れることが期待できるでしょう。リニア中央新幹線は品川~名古屋間を約40分で結びます。これまでは1泊が中心だった名古屋観光が、通勤電車並みの往復時間になるのです。

そのため、日帰りが増えて東京からの観光客が大幅に増加することが予想されます。また東京~名古屋のビジネスの交流も盛んになることから、東京に本社を持つ企業が名古屋に支社や営業所を開設するケースも増えるでしょう。そうなれば名古屋勤務になる単身赴任者の住宅需要が発生します。そのような理由から名古屋市内のワンルームマンション経営は有望と考えられています。

名古屋の魅力を総合すると東京・大阪に負けない大都市と言えることが理解できたのではないでしょうか。名古屋にも東京・大阪に匹敵する大型施設も多く観光やエンタメでも遜色ない魅力があります。住環境も名古屋市民の91.4%に支持されていることから分かるとおり、住民の入れ替わりによる空室リスクも少ない傾向が見られますです。

これからマンション経営を始めようと考えている人にとって、将来性ある名古屋は有力な選択肢の一つになりそうです。

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