空室を埋めるためには、新居を探している人に物件を知ってもらわなければなりません。インターネット広告は高い効果が見込めますが、地域住民の生活に密着したアナログ広告も無視できない存在です。今回はその中のひとつであるバス車内広告の費用感や掲載方法についてお伝えします。コロナウィルスの影響で人出はまだ少ないかもしれませんが、終息すれば元通りになるはずです。今のうちに周辺物件の大家との差をつけておきましょう。

入居者募集の広告 近隣住民にリーチできるバス車内広告を出してみよう!
(画像=oleksandr/stock.adobe.com)

入居者募集の広告を自分でやってみる

入居者の募集は管理会社に任せるものと思っている人は多いかもしれません。仲介手数料や広告費、物件の管理費など払っているのですから、集客にも期待するのは当然でしょう。

しかし、管理会社のマンパワーにも限界があります。また他の大家を優先せざるを得ないこともあるでしょう。空室を早くなくしたいのであれば、ときには自ら動くことも必要です。その手段のひとつとして、広告を手がけてみるのはいかがでしょうか。

インターネット以外の広告

インターネット広告は迅速に掲出でき、24時間人の目に触れることができます。地域を絞ることもできるので効率的です。そのため、力を入れる不動産会社や大家は少なくありません。

しかしあえてアナログの広告に目を向けることで、周辺物件と差をつけることができます。日々の生活でなんとなく目にしている広告には強い存在感があるのではないでしょうか。毎日利用するバスや電車、頻繁に通る道など、見かける頻度が多ければなおさらです。アナログ広告にはこのように、日常に溶け込んで訴求する効果があります。

アナログ広告にはさまざまな種類があります。新聞や折り込みチラシ、チラシの投かん、雑誌などの紙媒体は当たり外れが大きいようです。電車やバスなどの交通広告はなじみがあるでしょう。屋外広告には屋上広告や道案内看板、電柱や消火栓などがあります。

広告の内容としては、物件情報の詳細や連絡先を載せて直接的に集客するほか、不動産会社や(あれば)自身のホームページなどに誘導することもできます。

バス車内広告の特徴とは?

バス広告にはバスの外装に表示する車体広告と、車内の各部分に設置する車両広告があります。車体広告はビジュアルに訴える派手なイメージです。間取りや立地について細かく記載する賃貸募集には向いていません。

バス車内広告は交通広告の中でも比較的低予算で設置できます。路線バスは通勤や通学で乗車する人も多く、短い期間でも反復的な訴求が期待できることもメリットです。利用者は周辺住民が多く、住居の広告には関心を持ってもらいやすいでしょう。

引っ越し予定の地域を下見に来た人の目にも止まるかもしれません。ターゲットを絞った、効率的な広告ができるわけです。

バス会社や設置場所にもよりますが、数日~1か月といった短い期間での設置も可能です。

広告費と出稿の方法

バス広告は指定代理店制をとっているのが一般的です。バス会社に登録された代理店に掲載を依頼して出稿します。流れは次のとおりです。指定代理店に申し込み、代理店は広告枠の空き状況を確認。確保できる状況であればデザインを作成します。その後バス会社による掲載審査を受け、掲示物を作成。予約した期間になると掲出されます。

交通広告には条例やバス会社の審査によって掲載内容に一定の制限が加えられています。賃貸募集の広告で引っかかるようなことは基本的にないはずですが、チラシやインターネットに比べると制約が厳しいといえます。ただし指定代理店を通すので問題ないでしょう。

料金は地域によって大きく差があります。首都圏であれば窓上の枠に7日間設置した場合で50万円以上かかることも少なくありません。地方では数千円から数万円というケースもあります。

地域にも目を向けてみよう

インターネットの物件情報は全国からアクセスを集められます。一方、路線バスの車内広告は地域に密着した乗り物として、近隣で引っ越しを考えている人や下見に来た人などに強い訴求効果があります。なかなか一人の大家がバス広告を出稿するケースは少ないかもしれませんが、競合が実施していないからこそ、ターゲットの目には留まりやすくなることもあります。空室対策の一環として検討してみてはいかがでしょうか。

>>【無料eBook】「借金は悪である」という既成概念が変わる本

【オススメ記事】