新築物件で収益を得るためには長期運用が前提となります。そのためには長期的に安定した賃貸需要が見込める物件を購入できるかどうかが大切になります。今回は長期運用に適した物件の選び方について解説します。
目次
1.長期運用の重要性
マンション経営には短期運用と長期運用のふたつがあります。
1.短期運用
2.長期運用
2.長期運用
1-1.短期運用
短期運用は、物件を安く購入した後に、それよりも高く売却し、その差額を得るというものです。
1-2.長期運用
これに対して長期運用は、不動産を長期間所有して、その物件を賃貸して家賃収入を取得するという方法です。
バブル期のように不動産価格が高騰している場合や、優良物件が格安で取得できた場合は、高く転売することで収益が得られたでしょう。
しかし、今の日本経済の状況では、短期運用で期待したほどの収益を得ることは難しく、むしろリスクをともなう投資方法といえます。投機的な売買は初心者にはハードルが高く、おすすめとはいえません。
1-3.長期運用は継続的に一定の賃料収入を得ることができる
これに対して長期運用は継続的に一定の賃料収入を得ることができます。
入居者がいる限り、安定した収入が期待できます。金融機関からの融資も、家賃収入を利用して、無理なく返済することが可能です。最終的に、マンションという資産を入居者の家賃のおかげで手に入れることができるのです。
副業でマンション経営を行うならば、収益の安定性やリスク回避、最終的な資産形成という観点から長期運用が賢明な選択になるはずです。