最終更新日:2024/05/08
 
【貧乏から抜け出す】貯金・資産運用で100万円・1,000万円・2,000万円を蓄えるには
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本間 貴志
本間 貴志
ビジネス書・実用書専門の「アスラン編集スタジオ」の編集ライターを経てフリー。2015年より秋田県に移住、テレワークによる柔軟な働き方を実践中。

貯金や資産運用で「目標額をなかなか達成できない」と壁にぶつかっている人も多いと思います。ここでは目標額100万円、500万円〜1,000万円、2,000万円の壁に対して、「どうアプローチすれば最短で突破できるか」をマネーの識者の知見などをもとに解説していきます。

目次

  1. 貯金100万円の壁を突破する方法
    1. タイプA 平均以下の収入
    2. タイプB 平均以上の収入だが、あるだけお金を使ってしまう
  2. 平均以下の収入の人が100万円の壁を突破するには(タイプA)
    1. モデルケース:単身者で都市部在住、手取り20万円の場合
    2. 手取り20万円でも約30ヵ月で100万円の貯金が可能
  3. 平均以上の収入の人が100万円の壁を突破するには(タイプB)
    1. 攻めの節約術で蓄える
  4. 資産500万円〜1,000万円の壁を突破する方法
  5. タイプAが貯金だけで500万円〜1,000万円の壁を突破するには
    1. 大きな支出から見直す
  6. タイプBが投資を組み合わせて500万円〜1,000万円の壁を突破するには
    1. 超金利時代の今、貯金だけをしても資産は増えない
  7. 資産2,000万円の壁を突破する方法
    1. 複数の投資商品を組み合わせる
  8. 正しいアプローチで効率的に無理なく資産運用を

貯金100万円の壁を突破する方法

【貧乏から抜け出す】貯金・資産運用で100万円・1,000万円・2,000万円を蓄えるには
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100万円の壁が突破できない人は、大きく2つのタイプに分けられます。

タイプA 平均以下の収入

1つ目のタイプは、平均以下の収入(※)で生活費を支出するとお金が残らない人です。こちらをここではタイプAとします。

タイプB 平均以上の収入だが、あるだけお金を使ってしまう

2つ目のタイプは平均以上の収入(※)があるにもかかわらず、お金を使い切ってしまう人です。こちらをタイプBとします。

このどちらに属するかで貯金へのアプローチ法が変わってきます。

※平均的な収入には、さまざまな目安があります。目安の一例として厚生労働省がほぼ毎年行っている「国民生活基礎調査(2019年調査)」によると、2018年の全世帯の平均的な世帯年収は552.3万円となっています。

平均以下の収入の人が100万円の壁を突破するには(タイプA)

家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、「強い家計を作ること」で手取りが10万円〜20万円代でも貯蓄できるようになったコンサルタント事例がたくさんあるといいます。